No.6089号(2017年02月13日号)2面では「未就学児と情報通信機器 1歳児でも4割が利用」を掲載

02.13

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コミュニティ校化 努力義務に

「人事へ意見」制限も

今国会で規定

 文科省は新年度から、コミュニティ・スクールへの移行を努力義務にする。開会中の通常国会で法律を改正し、教育委員会に対して、所管する学校ごとに学校運営協議会を置くよう努めなければならないとする規定を設ける。地域住民らで構成する学校運営協議会は、引き続き、教職員人事に関する意見を出す権限を持つが、その範囲は教育委員会ごとに決められるようにする。

学校と保護者・地域の協働促進へ ワークシート開発

熟議で相互理解深め子ども育む

授業と学び研究所

 学校と保護者・地域の相互理解を深め、地域全体で子どもを育てる「協働」関係を築くきっかけにしようと、「授業と学び研究所」(小西克哉所長、名古屋市)はワークショップ形式で話し合いを進めるシートを開発した。19日に名古屋市で開催される「愛される学校づくりフォーラム2017」でシートの内容や活用方法を劇を交えて公開する。

クイズ大会 各地で盛り上がり

郷土の魅力、子どもたちへ

茨城県

 「クイズ大会」を通して、子どもたちが学びを深める催しが広がりつつある。高校生がチームを作って知識や協調性を競い合うテレビ番組の要素を盛り込み、郷土について理解を促しているのは茨城県教委。各市町村代表となった中学校では、5人の選手団を結成し、県大会に臨む。鳥取県では高校生が学校ごとに筆記方式により郷土の知識を競う。背景には、茨城県のように都道府県魅力度ランキングが低迷する中、生徒らに県の強みや特性について知ってもらうなどの狙いもあるようだ。(1面参照)

商店街に学びの「秘密基地」

「社会に開かれた教育課程」へ地域と一体

新潟市立新潟小学校

 「社会に開かれた教育課程」を具現化することで、地域に愛される「たんぽぽ学校」をさらに愛される存在に―。こんな思いから、新潟市立新潟小学校(近藤朗校長、児童592人)は、総合的な学習の時間や生活科をはじめとした教育活動全体で、地域と一体となった取り組みを重視してきた。昨年9月からは地元古町商店街の空き店舗を借りて、「たんぽぽふれあい広場」を設置。広場は子どもたちの地域での「活動基地」であり、学習成果を広く発信する場にもなっている。

男性保育士の活躍を後押し

千葉市が推進プラン発表

 男性保育士をめぐる議論が活発だ。きっかけは、千葉市の熊谷俊人市長が1月に発表した男性保育士の活躍を推進する提言。男性保育士がより活躍できる土壌をつくることで、保育の質の向上や、父親の育児参加にもつなげていきたいという。少数派だった男性が加わることで、保育にはどんな変化があるのか。現場の課題と共に考える。

小学校教育に根ざした教科化考える

全国小学校英語活動実践研究会が大会

 次期学習指導要領の先行実施まで1年余り。小学校英語の教科化などが注目される中、全国小学校英語活動実践研究会は3、4の両日、京都市内で第13回大会(大会実行委員長=前谷康孝・京都市立上高野小学校校長)を開催し、小学校教員など延べ約千人が参加した。直山木綿子・文科省教科調査官の指導講評と併せ、高学年の教科化を見据えた公開授業などについて紹介する。

運動部の健康安全管理など報告

日本中学校体育連盟研究大会岐阜大会

 (公財)日本中学校体育連盟(会長=榎本智司・東京都新宿区立新宿中学校校長)は1月19、20の両日、岐阜市で研究大会を開催した。研究主題は、「豊かな人間性と生きる力を育む運動部活動のあり方を目指して」。分科会では、運動部活動における健康安全管理や当面する課題、地域社会との連携などについて事例発表があった。シンポジウムでは、有識者4人が、今後の運動部活動の在り方について意見を交わした。

近江商人の精神を実践的に学ぶ

滋賀県立八幡商業高校

 かつて「近江商人の士官学校」といわれていた滋賀県立八幡商業高校(小島秀樹校長、生徒716人)が、平成25年度から近江商人の精神や商法を実践的に学ぶ「近江商人再生プロジェクト」に取り組んでいる。情報通信技術の発達によってビジネスの在り方が大きく変化している今、あらためて近江商人が大切にしてきた「三方よし」を体感しながら、「21世紀型の近江商人」に必要なスキルを身に付けている。

チームで訪問、家庭教育を支援

文科省の研究協議会から

 家庭教育が困難になっている現状が指摘される中、全ての保護者へのきめ細かい支援を充実させていくには何が必要か―。文科省は1月30、31の両日、東京都内で平成28年度全国家庭教育支援研究協議会を開催した。テーマは、「地域の特性を生かし連携した家庭教育支援の在り方」。事例報告の中から、訪問型家庭教育支援の取り組みを紹介する。

足のむくみ 男性も油断禁物

 足に「だるさ」や「むくみ」などの違和感を持ちながら、放っておく人は多い。特に足の悩みは「女性の悩み」と思われがちで、男性の関心が低いようだ。ただ、悪化すると思わぬ病気につながることもあり、油断は禁物だ。最近では男性向けの予防商品も出ている。

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