No.6274号(2021年3月15日号)9面では「バナナに学ぶ「持続可能」」を掲載

03.15

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横浜市教委が教職員対象にフレックス制を本格導入

 横浜市教委は新年度、教職員の働き方改革の一環として、市立学校にフレックスタイム制度を本格導入する。1日の勤務時間は変えずに勤務開始時刻を午前7~10時の間などに15分単位で設定し、教員や事務職員、臨時的任用職員が子育てや介護をはじめ、それぞれの都合に応じて始業や終業の時刻を調整しながら働けるようにする。本年度までの試行実施を踏まえて勤務時間に関する規程を新たに定め、4月1日に施行する。

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感覚過敏を疑似体験 川崎フロンターレの動画に反響

学校が舞台、合理的配慮も

 登校時の周囲の音や授業中の話し声が気になる、教室の窓から入る光がまぶしくて目がチカチカする―。サッカーJ1の川崎フロンターレが、感覚過敏の特性のある子どもの立場で学校生活を疑似体験できる動画をYouTubeの公式チャンネルで公開し、反響を呼んでいる。個別に必要な支援を行う「合理的配慮」も取り上げており、学校や企業から研修の教材として利用したいとの問い合わせが寄せられているという。

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誌面と動画配信組み合わせ研究発表会 東京都公立小学校長会

 東京都公立小学校長会(喜名朝博会長)は、2月12日に予定していた令和2年度研究発表会について発表収録による誌面開催に代えるとともに、12分科会のうち8分科会の内容について動画配信した。このうち東久留米市と清瀬市の発表内容を紹介する。

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多様な実践通し海と親しむ 五感働かせ直接体験

宮城県気仙沼市立大谷幼稚園 下

 東日本大震災の教訓を生かし、より地域との連携を深めて、保育での安心・安全な生活を保障している宮城県気仙沼市立大谷幼稚園(木村恵美子園長、園児51人)。現在は、「海と出会い、海と親しむ活動」に取り組む海洋教育を進めており、さまざまな活動、遊びや生活を通して、子どもたちは地域の生活と強く結び付いた貴重な資源である海を好きになり、興味・関心を深めている。

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ハワイの小学校とオンライン交流会 対話楽しみ、友好深める

仙台市立若林小学校

 東日本大震災から3月11日で10年を迎えた。仙台市立若林小学校(菅原光敏校長、児童287人)では、当時の教員訪問と支援をきっかけに始まった米国ハワイ州ホノルル市のワイキキ小学校(ボニー・テイバー校長)との交流を現在も続けている。2月25日と3月4日には、両校がオンラインで交流会を開催。子どもたちが対話を楽しみ、互いの親ぼくと友好を深めた。その中で、互いの学校生活や文化などに一層の興味を持ち合うとともに、オンラインの活用で一層交流が深まる可能性も感じられた取り組みとなった。

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バナナ題材に「持続可能な開発」学ぶ

岐阜・郡上市立白鳥中学校 社会科

 南アメリカ西部に位置するエクアドルから輸入・販売されている「田辺農園バナナ」。それを教材に活用した社会科の公開授業が昨年12月8日、岐阜県郡上市立白鳥中学校(河井康聖校長、生徒285人)で行われた。「田辺農園」は自然と共存した開発と生産を行っていることで知られる。身近なコンビニでも購入できるバナナを使った授業を通して、生徒たちは「持続可能な開発」について学んだ。その具体的な授業内容とは―。

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特別支援教育、専門性のさらなる向上を

国立特別支援教育総合研究所が創立50周年記念セミナー開く

 研究活動などの成果普及、特別支援教育に関する理解啓発、教育関係者や関係機関との情報共有に向けて、国立特別支援教育総合研究所(宍戸和成理事長、特総研)は毎年、セミナーを開催している。本年度は創立50周年を迎えることを記念したセミナーとして、2月27日にオンラインで開催した。当日は宍戸理事長の記念講演、パネルディスカッションなどを実施。パネルディスカッションでは特別支援教育の有識者がパネリストを務め、特別支援教育についての取り組みや思い、これからの特別支援教育に期待することなどを語った。

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広がらぬ男性教諭の育休

 男性教諭の育休取得が広がらない。子育てに対する性役割の意識に加え、代替教員を確保できない学校現場の人手不足も背景にありそうだ。育休を取った男性教諭に経験を聞いた。

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ヤングケアラー、学校はどう支援 民間団体、オンラインでシンポ

 障害のある家族や、病気の家族がいるといった事情から、子どもとしては重過ぎる家事や世話を担う「ヤングケアラー」について、学校はどのように支援できるかを主題としたシンポジウムが2月27日にオンライン形式で開かれ、教育委員会の施策・対応、民間団体の活動、先進地とされる英国の事情などについて報告があった。全国に先駆けて支援条例を制定した埼玉県では、新年度に元ヤングケアラーなどを講師とした出張授業を行う予定だという。

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