夏休みの端末活用促進へ 全国の取り組みは
夏休みの課題に1人1台の情報端末をどう活用するか。全国の小・中学校が考えを巡らせている。教育委員会も端末活用を促すための準備を進めている。
男女一緒の水泳、生徒が違和感 学校の対応は
夏本番を迎え、学校現場では水泳授業が本格的に始まる時期となった。コロナ禍で3年ぶりに授業を実施する学校もある中、先月、中学生や高校生が地元紙に対し、男女一緒に授業を受けることへの違和感や疑問を訴える声を相次いで寄せた。学校や教員には、どのような対応や配慮が求められるのか。
公益性を重視した事業展開図りたい 日本教育会が総会
公益社団法人日本教育会(北原保雄会長)は6月18日、令和4年度第48回総会を日本大学文理学部で開催した。オンラインを併用してのハイブリッド形式だった。
豊かな自然を軸に園内研究 希少種の国蝶を飼育
京都市立明徳幼稚園 上
比叡山を望む自然豊かな環境にある京都市立明徳幼稚園(山崎直子園長、園児49人)は、「自然」を軸にした園内研究を続けている。「つながり 対話することで 深まる思考」をテーマに取り組んだ昨年度の研究は、同年度のソニー幼児教育支援プログラムの最優秀賞を受賞した。2回にわたり、昨年度の研究・実践の内容や本年度につながっている取り組みなどを紹介する。
アゲハ舞うまちづくり推進 食草を栽培、企業・行政機関が協力
兵庫・姫路市立白鷺小中学校
「都市景観大賞」の特別賞に
「都市景観の日」実行委員会(後援:国土交通省)が毎年実施している「都市景観大賞」で、兵庫県姫路市立白鷺小中学校(上田美幸校長、児童・生徒893人)が令和4年度「景観まちづくり活動・教育部門」の「特別賞」に選ばれた。良好な景観形成に向けた普及・啓発活動の一環として、「都市景観大賞」は平成3年度から実施しているもの。受賞した取り組み内容について紹介する。
パフォーマンス課題でアジア州の理解深める
工場進出 どの都市が良い?
川村 国央 福島大学附属中学校教諭(社会科)
中1の地理的分野で扱う単元「アジア州」で指導の充実に取り組んだのは、福島大学附属中学校(横島浩校長、生徒416人)の川村国央教諭(社会科)。生徒たちの興味・関心を把握し、これまでに学んだ知識やスキルを総合して活用することが必要なパフォーマンス課題を設定した。話し合いを取り入れ、学びのさらなる充実にもつながった。川村教諭の実践内容について紹介する。
心理教育プログラム実践「社会的能力」を育む 「キャリア発達」の視点加え
福岡県立稲築志耕館高校
福岡県立稲築志耕館高校(田中憲育校長、生徒548人)は、キャリア教育の一環として、生徒の「社会的能力」の育成に力を注ぐ。実践しているプログラムは、社会性と情動の学習、SEL(Social and Emotional Learning)だ。対人関係の構築や問題解決の手法など、社会的自立のために必要な能力を育むことが目的。実践を重ねる中で、生徒の自己評価が上昇した他、欠席率や問題行動等も減少しているという。
支援学校で環境問題教える 豪雨発生の仕組み、実験で
知的障害の特別支援学校高等部で、環境問題を題材にした授業が行われている。卒業後、社会に出る若者として、科学の問題を認識する力を育てたいという教員の思いがある。
「常盤中」同士が合同体育祭 台風被害を機に交流深め
令和元年の台風被害を受けた栃木県の中学校との交流事業の一環で、さいたま市立常盤中学校は6月22日の午前、佐野市立常盤中学校の生徒を招き、合同の体育祭を実施した。両校合わせて約千人が参加し、全員リレーなどで汗を流した。両校の生徒が絆を深めた。