No.6434号(2024年10月14日号)8面では「キャリア教育、入学式から」を掲載

10.14

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これからのデジタル学習環境は 中教審特別委の議論から

 児童・生徒に1人1台端末を配備するGIGAスクール構想が2期目を迎えるのを前に、中央教育審議会で学習端末や通信ネットワーク、デジタル教科書の在り方が議論されている。今後のデジタル学習環境の像をどう描くのか。特別委員会のこれまでの方針をまとめた。

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京都府立大 2高校を系属校に

令和9年度入試から優遇枠

 京都府教委は令和8年4月、2校の府立高校を京都府立大学の系属校に位置付ける。同大学の令和9年度入学者選抜に、系属校枠を設け、優先的に入学できるようにする。農林業とその関連産業の振興を目指す。令和5年の府立高校改革で掲げた「府立大学附属高校」の構想を実現させる。

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教室と廊下一体、使い方多様 学校施設 ウェルビーイング向上へ

文科省が事例集

 文科省は9月17日、「ウェルビーイング向上のための学校施設づくり」に関する事例集をまとめ、ホームページ上で公表した。ウェルビーイングを実現する視点として、児童・生徒の学習・生活の充実、その基盤となる環境・安全に加え、学校を地域の中で創るといった観点から全国の事例を整理した。新築、改築の他、校舎内の改装といった小・中学校、高校などの事例を収録している。

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若手教員を育て、政策も提言 「次代塾」立ち上げ

前千葉・松戸市教育長 伊藤 純一さん

 昨年度まで千葉県松戸市で教育長を務めた伊藤純一さんは、半年間の充電期間を経て、今月、次の世代の若手教員を育む「寺子屋 次代塾」を立ち上げた。同塾の一部門として、リーダー層と共にこれからの教育の在り方を模索し、政策提言などを行う「みんなで教育を考える会(仮称)」も来月1日に設置する。経緯や展望を現職の時代から支援している「寺子屋 庫裏塾」の取り組みとともに紹介する。

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異年齢保育の可能性を探る

第15回幼児教育実践学会 (下)

あけぼの幼稚園(大阪府豊中市)の口頭発表

 「一人ひとりの『こどもがまんなか』をまもる質の高い幼児教育を~社会全体でつむぎ未来へつなぐために~」をテーマに8月23、24の両日、東京都の大妻女子大学で開催した、一般財団法人全日本私立幼稚園幼児教育研究機構(安家周一理事長)の第15回幼児教育実践学会。今回は口頭発表の中から、大阪府豊中市の(学)あけぼの学園 あけぼの幼稚園の安家匠園長、渡辺聖也副主任、前原沙耶香保育教諭、安家周一・梅花大学教授が「あたりまえを問い直す~異年齢保育の可能性~」をテーマに実施した口頭発表の内容を紹介する。

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市内17校で空手道の体験授業 「総合」や特活で礼法、基本の「形」など学ぶ

自国文化理解に

東京・日野市 3年目の取り組み

 (公財)全日本空手道連盟、一般社団法人東京都空手道連盟、日野市空手道連盟の支援・サポートを受け、市内17小学校で空手道の体験授業を実施している東京都日野市。3年目を迎えた取り組みだ。本年度は「事前学習用リーフレット」(A4判、4ページ)も作成。全児童に配布し、さらなる学びの充実につなげている。「大きな声を出すことが、こんなに気持ちが良いと知らなかった」など、子どもたちから好評だ。

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入学式から始めるキャリア教育 他者尊重・自律の目標を示す

京都市立勧修中学校

 京都市立勧修中学校(村田和之校長、生徒380人)は、生徒の社会的・職業的な自立に向け、豊富な機会を提供している。キャリア教育として位置付ける入学式で、「尊重」と「自律(自立)」という目標を提示。これらを学校生活の指針としつつ、近隣の大学への授業見学や、地域のサッカーチームとのイベントを通じ、生徒たちが将来への希望を膨らませている。

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2実践報告を紹介 「全普高会誌」の最新号から

 全国普通科高等学校長会(理事長=内田隆志・東京都立三田高校校長)は、このほど「全普高会誌第72号」を発行した。通常の事業報告・計画に加え、大田弘子・政策研究大学院大学学長などによる特別寄稿や、全国の学校の教育実践を掲載した。この中から、自己有用感の育成を目指した地域連携の取り組みと、国際バカロレア(IB)教育のノウハウを生かした普通科教育の二つの実践報告を紹介する。

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地域の小・中学生と共に防災学習

茨城県立大子特別支援学校

 茨城県立大子特別支援学校は9月27日、「防災」を主題に所在する大子町内の小・中学校との交流会を開いた。3校の児童・生徒が交ざった班にタブレット型コンピュータを1台ずつ支給。校内を巡ってイラストの入ったカードを読み取ると、クイズが出てくる仕組みで、クイズに正答すると、実際に自分たちで体験する課題が示される。児童・生徒は体育館内に避難所用テントを設営するなどしていた。

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部活動の地域移行 取り組み報告

全附P連・全国大会から

 全国国立大学附属学校PTA連合会は9月27、28日、都内で、第15回全国大会を開催した(1面参照)。分科会では、生成AIや障害者理解などについて専門家が説明。部活動の地域移行は二つの附属中学校の取り組みが紹介された。

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