不登校生の育ち支える 児童委員創設70年で活動方針
全国民生委員児童委員連合会
全国民生委員児童委員連合会は1日、今年からの10年間を対象に、児童委員の活動方針を公表。課題を抱える親子への対策を進めるとして、「不登校の子どもの育ちを支える」などを進める方針を掲げた。小・中学校や教育委員会と連携し、「子ども民生委員」などの体験活動の実施なども例として示している。
共生社会の実現目指して
都立特別支援学校における社会貢献活動モデル事業
東京都は、平成28年度から特別支援学校の児童・生徒が地域の高齢者施設などで社会貢献活動を行うモデル事業を行っている。本年度もモデル校20校を指定し、来年度からは全校が取り組む予定だ。特別支援学校の児童・生徒が、社会貢献活動を通じて地域のさまざまな人々とつながっていくことで、共生社会の実現を目指す。
大都市中学校長会連絡協議会仙台大会 上
仙台市の報告から
第74回大都市中学校長会連絡協議会仙台大会(大会会長=新山弘幸・仙台市立長町中学校校長)が11月9、10の両日、仙台市内で開催された。同会は政令指定都市や東京都の中学校長会関係者で構成し、大都市の中学校教育の諸問題について情報交換、研究協議をしている。今回は仙台市の発表を紹介する。
世界の潮流からカリキュラム考える
日本乳幼児教育学会大会から 上
日本乳幼児教育学会(会長=日浦直美・関西学院大学教授)は11月11、12日の両日、福岡市の西南学院大学で第27回大会(実行委員長=門田理世・西南学院大学教授)を開催した。大会テーマは「新要領・指針にみる、これからの乳幼児教育の方向性」。今回の幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定こども園教育・保育要領の改訂・改定の中から、乳幼児教育の可能性と課題を考えた。大会の内容を、2回にわたって紹介する。
より良い生活に向け実践的態度育てる
全国小学校家庭科教育研究会 第54回全国大会
「未来を創り出す豊かな心と確かな実践力を育む家庭科教育」をテーマに、全国小学校家庭科教育研究会(会長=曽我部多美・東京都東村山市立回田小学校校長)は11月16、17の両日、石川県内で第54回全国大会を開催した。初日は小松市立芦城小学校、白山市立松南小学校、金沢市立中央小学校の3会場で公開授業などを行い、2日目は全大会を石川県立音楽堂で実施した。筒井恭子・文科省教科調査官の指導講評と併せて紹介する。
教科学習でもファシリテーション
「個人の思考→拡散→構造化→振り返り」の流れで
新潟市立白新中
「『未来を切り拓く確かな力』を育む教育課程」をテーマに新潟市立白新中学校(濱中力也校長、生徒201人)が11月24日、研究発表会を開催した。平成24年度から同テーマで断続的に受けている国立教育政策研究所の研究指定で、ファシリテーション(以下、FT)とユニバーサルデザイン(以下、UD)を研究。28・29年度の研究では、FTを通して、論理的思考とコミュニケーション力の育成を図った。
基礎学力の定着目指し、課外授業
東京都立拝島高校
努力すれば成績伸びる、学習に対して前向きに
平成28年度から東京都教委の「学力向上研究校」の指定(全10校、2年間)を受けている都立拝島高校(河野浩二校長、生徒823人)が、義務教育段階の基礎学力の定着と自ら学ぶ意欲の向上を目的として、放課後に「基礎ゼミ」を実施している。教員らによる丁寧な指導を通じて、参加生徒の多くが「努力すれば、ちゃんと成績も伸びる」「今まで何につまずいていたのかが分かった」などを実感。その成果は、学校全体に良い波及効果をもたらし、新たな取り組みに発展している。
大学入学共通テスト試行調査 問題例公表
大学入試センター試験に代わり、平成33年1月から始まる新テストの試行調査問題が公表された。
地域の力で校庭を拡張
相模原市立富士見小学校
児童増加が続いてきた相模原市立富士見小学校で今春、念願だった校庭の拡張がPTAをはじめとする地域団体の力で実現した。市に要望して数千万円規模の費用を確保。普段の休み時間で児童は前よりも余裕を持って遊べるようになり、運動会では保護者席を広げることができた。市議会議員とも手を携え、地域の力が行政を動かした。
捜し物が見つからない…初めに現状把握
職場の整理術
確かに置いたはずなのに見つからない。どこに置いたのか覚えていない。そもそも持っていたのかも分からない…。忙しい時に限って、捜し物に困ったことはありませんか。仕事のしやすい職場環境は働き方改革の上でも重要だ。整理収納マネージャー協会の丸山としこ代表理事に職場の整理のコツを教えてもらいました。