No.6161号(2018年09月17日号)16面では「人づくり国づくり」を掲載

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北海道地震 今後、求められることは

 最大震度7を記録した北海道胆振東部地震の発生から17日で12日目に入った。北海道全体が停電となる中、各学校は児童・生徒の安否確認に追われ、避難してきた人たちへの対応に当たった。今後、全国の教育関係者には何が求められているのか。

2030年に小は23%、中は16%減少

静岡大教職大学院、県内の学校再編で推計

 少子化の影響などで毎年300校ほどの小・中学校が統廃合になり、地域コミュニティの維持をはじめ、さまざまな問題が生じている。統廃合は地域住民の理解を得るなど手続きの大変さもあり、自治体の準備状況には温度差があるのが実情だ。こうした中、静岡大学教職大学院(研究代表=武井敦史教授)はこのほど、静岡県の小・中学校の再編について2030年と2040年の推計をまとめた。早い段階で未来予測をすることで、今後の学校と地域の維持・発展の在り方を探る一助にしたい考えだ。

学校図書館生かした幼保小中連携

全日本小学校学校図書館研究会 研究大会から

 「豊かな人間性と学校図書館」を主題に、全日本小学校学校図書館研究会(会長=甲斐裕子・東京都大田区立池上第二小学校校長)はこのほど、国立オリンピック記念青少年総合センターで第36回夏季研究大会を実施した。実践研究発表では、中村優太・東京都荒川区立赤土小学校主任教諭が「読む楽しさ、調べる喜びを味わえる学校図書館利活用の研究」について報告した。その内容を中心に紹介する。

心に残る語り合いのある授業を目指して

東京学芸大で道徳教育巡りセミナー

城戸・東京都江戸川区立葛西第三中主幹教諭が発表

 「アクティブな道徳授業をつくる! 教科化時代に求められる指導と評価」をテーマに、東京学芸大学道徳教育研究会がこのほど「道徳授業パワーアップセミナー」を開催した。セミナーでは、小・中学校の教員3人が「柔軟な発想で道徳科の授業をつくる」という共通テーマでそれぞれ発表した。

特別支援学校「体育・スポーツ」実践指導者協議会 開催

2日間に拡充、専門性高め合う

 各都道府県の特別支援学校における体育・スポーツ指導の専門性向上と、特別支援学校を拠点とした体育・スポーツ活動の充実を図る指導的立場の教員の資質・能力の向上を図るため、(独)国立特別支援教育総合研究所は8月21、22の両日、本年度特別支援学校「体育・スポーツ」実践指導者協議会を開催した。全国特別支援学校長会の共催。実践発表やグループ協議などを通した情報交換、パラリンピック種目でもある「ボッチャ」を通した実践交流などを実施した。

児童委員らが小学生向け学習会

横浜市

 住民同士が資金を出し合って建てた町内会館を会場に、児童委員などの地域住民が大学生ボランティアを募り、月に1度、小学生に勉強の場を提供しよう―。こんな活動が横浜市内で始まって2年目に入った。1時間半ほど勉強すると、科学の実験や工作を楽しむ時間に入る。人気を集め、会場としている会館の一室はいっぱいの状態だ。

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