高2生対象調査 3割「宿題以外 勉強せず」
大卒希望者でも2割
文部科学省・厚生労働省
高校2年生を対象とした調査で、宿題以外は勉強しないと答えた割合は3割に達することが分かった。文科省と厚労省の共同調査によるもので8月30日に結果を公表した。昨年1~2月と7~8月に実施。部活動への参加状況を調べたところ、週7日活動しているとの回答が15%を超えた。
小・中教員がチャット会議 空き時間に自校から書き込み
滋賀・東近江市教委
滋賀県東近江市教委は、小・中学校の教員を交えた話し合いでインターネットを通したチャット会議を実施する。時間と場所を選ばず実施できるため、今後は学校の内外を問わず利用することを想定している。
全国学力・学習状況調査結果から課題点、傾向は
林 剛史 国立教育政策研究所学力調査課長
知識と活用を一体的に問う形式で出題した令和元年度の全国学力・学習状況調査。結果からどんなことが見えてきたのか。国立教育政策研究所の林剛史・学力調査課長に聞いた。
全国公立小中学校事務職員研究会が岡山で研究大会
全国公立小中学校事務職員研究会(鳥本安博会長)は8月8、9の両日、第51回全国公立小中学校事務研究大会岡山大会(毛利匡樹実行委員長)を岡山市内で開催した。大会テーマは「ビジョンを実現する学校経営戦略」で、大会のキャッチフレーズは、岡山の桃太郎伝説を踏まえて「晴れの国から いざ 課題解決!」。全体研究会で全事研本部が大会テーマに即した提言をするとともに、7分科会で中四国地方の支部による実践報告が行われた。
「遊び」から「遊び込み」へ
高槻双葉幼稚園
全日本私立幼稚園幼児教育研究機構 第10回幼児教育実践学会 上
(公財)全日本私立幼稚園幼児教育研究機構(東重満理事長)は8月19、20の両日、静岡市で第10回幼児教育実践学会を開催した。テーマは「子どもたちの今と未来の幸せをねがって~一人一人の豊かな育ちを支える質の高い幼児教育を~」。口頭発表では、保育環境評価スケールを活用した保育の質を高める環境構成の在り方など、全国から21の研究・実践事例が発表された。今回から2回にわたり、口頭発表の内容を紹介する。
全国小学校体育研究連盟が研究集会
全国小学校体育研究連盟(村崎衞会長)は8月6、7の両日、大津市で第63回研究集会を開催した。大会研究テーマは「小学校体育研究の今日的課題の究明」。「班別研究」では「体つくり運動」や「表現運動」など全21班に分かれ、発表者が新学習指導要領の移行期に実践したことなどを報告。「開催地研究発表」と合わせ、同研究集会の内容を紹介する。
第6回 夏の教育セミナー 本番間近に迫る「共通テスト」各大学の入試・教育改革を注視
日本教育新聞社・(株)ナガセ主催
全国12都市で開催
大学入試改革をテーマにした第6回夏の教育セミナー(主催=日本教育新聞社、(株)ナガセ)が8月1日から21日まで全国12都市で開かれ、約5千人の高校教員らが参加した。各会場では文科省、大学入試センターの担当者らによる基調講演、大学の入試担当者による特別講演が行われ、参加者が実施まで2年を切った大学入学共通テストの制度設計や各大学の入試改革の話題に熱心に耳を傾けた。
「生きる力を高める学年学級経営」テーマに研究大会
第37回全国中学校学年学級経営研究大会
全国中学校学年学級経営研究会(会長=青木睦・東京都三鷹市立第二中学校校長)は8月2日、同杉並区立泉南中学校で「第37回全国中学校学年学級経営研究大会」を開催した。テーマは「生きる力を高める学年学級経営」。研究発表の他、参加者同士でディスカッションを行った。
「管理運営」「高校教育」「生徒指導」の実践事例など発表
全国高等学校教頭・副校長会が総会・研究協議大会
全国高等学校教頭・副校長会(会長=加瀬きよ子・東京都立芝商業高校副校長)は7月31日~8月2日、第58回総会および研究協議大会を千葉県内で開いた。教育活動や働き方改革について、「管理運営」「高校教育」「生徒指導」の3テーマの分科会を開き、実践事例を挙げながら協議した。発表された取り組みの一部を紹介する。