No.6245号(2020年07月27日号)3面では「教育の職場で働く障害者」を掲載

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高校普通科を再編、学科新設 文・理系の枠超え学際的学びや地域課題解決を

中教審部会

  中央教育審議会は17日、昨年4月の諮問を受けて設けた「新しい時代の初等中等教育の在り方特別部会」を開き、関連の部会や有識者会議からの報告を受けた。高校改革を議論してきた作業部会からは、普通教育をする高校として普通科以外に「学際的な学びを重視する学科」などを制度化することが提案された。授業時数の在り方を検討している教育課程部会は、学校の判断で教科ごとの授業時数を弾力化できるようにする考えも示した。

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障害のある人の雇用、どう増やす

 文科省が10日に公表した教育委員会の障害者雇用調査で、職種別の雇用率が初めて明らかになった。昨年6月1日時点で教委が雇用する職員(事務職員)に占める割合は7・39%だったのに対し、教員では1・27%にとどまった。教育界に障害のある人の雇用をどう増やすか。インクルーシブな社会を目指す学校に突き付けられた課題だ。

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「つながり」重視し遠隔学級会 保護者のストレスもケア 学校再開後の経営 中

田畑 栄一 埼玉県越谷市立新方小学校校長

 前回に続き、過去に連載「校長塾」欄に登場いただいた校長から学校再開から今日までの学校経営の重点や取り組みを紹介してもらう。今回は2016年に不登校ゼロに向けた諸活動や国語科での「教育漫才」の実践などを執筆した田畑栄一・埼玉県越谷市立新方小学校校長に聞いた。

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SDGsの視点で保育を問う 汐見稔幸・東京大学名誉教授が特別講演

日本保育学会第73回大会 上

 「保育の“とこしえ”と“うつろい”」をテーマに5月16、17の両日、奈良市の奈良教育大学となら100年会館で開催される予定だった、一般社団法人日本保育学会の第73回大会。しかし、新型コロナウイルス感染症問題の影響により「大会は成立したものとするが、開催期間に会場に参集しない」と決定した。その中でも、プログラムと論文集を発行するとともに、基調講演、特別講演、一部の実行委員会シンポジウムを参加登録者を対象にウェブ配信した。今回は「SDGsと保育―その課題性と思想性をめぐって」をテーマにした特別講演の内容を紹介する。

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一方的に話さず、課題設け展開 オンライン授業のポイントは

樋口 万太郎 京都教育大学附属桃山小学校教諭(研究主任)

 学校現場などで注目を集めている一冊の本がある。学陽書房が6月に刊行した「やってみよう! 小学校はじめてのオンライン授業」〔A5判、128ページ、定価1870円(税込み)〕だ。「できることからやってみよう!」と立ち上がった教師たちの実践が収録されている。新型コロナウイルス感染拡大の第2波に備え、校内研修などで扱うことができる内容が満載だ。編著者の一人で、ICT活用にも詳しい樋口万太郎・京都教育大学附属桃山小学校教諭(研究主任)にオンライン授業のポイントなどを聞いた。

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直前 新共通テスト 検討会議、現在は

 文科省の大学入試のあり方に関する検討会議は7月末までに12回を数えた。これまで委員以外の外部有識者や関係団体、高校生など40人近くにヒアリングを実施した。学校現場で実際に教える教員や受験を控える高校生は、既に入試改革の影響も口にした。コロナ禍による審議の遅れもあり、中間的な報告は夏以降にずれこむ見通しだ。

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Withコロナでの特別活動 「心の距離縮める」新しい在り方を工夫

青木 由美子 東京都中学校特別活動研究会会長

 全国で緊急事態宣言が解除されて約2カ月。学校が再開されたものの、授業時数の確保や新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、学校行事など特別活動の多くを中止する地域・学校が少なくない。6月5日の文科省の通知では「学校という場において行うことが基本」と明記されたが、実施できない現状がある。東京都中学校特別活動研究会で会長を務める、青木由美子・東京都小平市立小平第五中学校校長に、本年度の特別活動の在り方や意義などについて提案をいただいた。

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専門高校校長会 本年度の方針、活動計画 下

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、各専門学科の校長会が毎年5月に実施している総会・研究協議会も、中止もしくは書面・ウェブ上での開催が相次いだ。各校長会の本年度の方針や活動計画、これまでの課題などを含めて上・下で紹介する。

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コロナ禍、自ら動ける組織へ

住田 昌治 横浜市立日枝小校長

 コロナ禍でこれまでにない対応が迫られている教育界。しかし、学校現場からは前例踏襲や指示待ち、横並び主義からいまだに抜け出せない、と嘆く声も聞こえてくる。学校の対応の在り方を見直すにはどうしたらよいのか。「『任せる』マネジメント」の著書もある横浜市立日枝小学校の住田昌治校長に聞いた。

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