No.6260号(2020年11月23日号)8面では「中学校で「リモート修学旅行」」を掲載

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コロナ直撃 1年目の教師の思いは

 新型コロナウイルスの影響が直撃した学校現場。感染予防のため教育活動が制限され、授業時数の確保が課題になった。未曽有の事態の中で1年目を迎えた教師は何を感じているのか。現在の思いを聞いた。

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小学校の教科担任制、導入すべき?

 文科省が令和4年度から、小学校高学年に教科担任制を導入することについて検討している。教科指導の専門性を高めるとともに、教材研究の負担を減らし、働き方改革にもつなげる狙いだ。ただ、これまで全教科を教えることを基本としてきた小学校現場には、慎重な意見も多い。教科担任制導入の賛否を二人に聞いた。

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生徒主体の活動で規範意識醸成 自身のあるべき姿考えさせる

高知市立朝倉中学校

 10年ほど前まで生徒指導上の課題が多く、さまざまな対応が欠かせなかった高知市立朝倉中学校(山田洋士校長、生徒478人)。現在は安定した状態が続いており、山田校長は、授業改革や生徒を主体にした活動を通した規範意識の醸成などに努め、一人一人の力を伸ばすようにしてきた。平成30年度に赴任してからの2年半にわたる取り組みを聞いた。

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保育の方向性共有する「宣言」策定

横浜市

 幼児教育・保育の質の向上に向けては、全ての施設とそこで勤務する保育者が「大切にしたい子どもの育ちや学び、保育の方向性」を共有することが重要になる。そうした考えを基に、幼児教育・保育の専門家、園や小学校の関係者の意見を聞いて策定された横浜市の「よこはま☆保育・教育宣言~乳幼児の心もちを大切に~」。保育者が何を大切に乳幼児期の子どもと日々関わるかの基本となるこの宣言を、市内の保育者が共有できるようにするための取り組みが始まっている。

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「童話」で感動的な学級会紹介 子どもの「話合い」意欲喚起へ

宮川 八岐 元文科省視学官

 学級会の取り組みを童話形式で紹介している珍しい本がある。文溪堂が10月に刊行した「やき先生の学校童話集 だるま学級物語 ほか五編」〔A5判、175ページ、定価2200円(税込み)〕だ。著者は特別活動や生徒指導などに詳しい宮川八岐・元文科省視学官。自らの教師人生の集大成として位置付ける本書の中で扱っている内容や活用法などについて聞いた。

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奈良・京都とつなぎ「リモート修学旅行」 「総合」と関連付け伝統文化を体験

埼玉・久喜市立鷲宮西中学校

 埼玉県久喜市立鷲宮西中学校(内山真二校長、生徒181人)は9日、コロナ禍によって中止した修学旅行の代わりに、オンライン会議システムなどを利用した「リモート修学旅行」を実施した。生徒は奈良県の薬師寺の僧侶や京都府の型友禅染の職人などとオンラインでつながり、寺院の観光や型友禅染を取り入れたものづくりなどを体験した。

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全日本聾教育研究大会がウェブ開催 字幕・手話など画面構成を工夫

開催に向けICT研修も

埼玉大会

 全国の聴覚障害教育に携わる教職員のさまざまな実践を学び合い、成果と課題について活発に意見・情報交換を行う全日本聾教育研究大会。10月8、9の両日に開催された本年度の埼玉大会は、新型コロナウイルス感染防止のため、ウェブ開催となった。主管校はウェブ開催の利点を生かした工夫に取り組んだことで、全国のより多くの教職員が参加でき、参加者全員にとって、より深く内容を理解することができる大会となった。

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コロナ下、栄養教諭の取り組みは 給食巡り食育シンポ

 コロナ下の学校給食から見えた課題を話し合う「第3回食育シンポジウム」(主催=全国学校給食甲子園事務局)が11月14日、オンラインで開かれた。特に慎重な感染対策が求められる給食で栄養教諭がどのような役割を果たすべきなのか。各地から取り組みの報告があった。

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ポスト・コロナ期の教育探る B&G財団が全国教育長会議開催

 (公財)ブルーシー・アンド・グリーンランド財団(B&G財団)は5日、同財団の施設がある自治体を対象とした全国教育長会議を開いた。主題は「ポスト・コロナ期の教育を考える」。基調講演を行った千葉大学の藤川大祐教授は問題解決力の必要性を唱えた。また、「1人1台コンピュータ」を先行的に進めている東京都渋谷区、同財団の施設を活用して子どもたちの自然体験の場を確保した大分県中津市による事例発表があった。

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