No.6272号(2021年3月1日号)3面では「児童・生徒が「資金調達」」を掲載

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非常時のオンライン学習、要件を満たせば「特例の授業」に 指針も改訂

文科省通知

 文科省は2月19日付の通知で、感染症拡大などの非常時に、授業者と児童・生徒が離れた場所で行う学習指導について、「特例の授業」と位置付けた。新年度から指導要録に記録するよう求める。「特例の授業」の形態としては、「同時双方向型のオンラインを活用した学習指導」などを挙げている。

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クラウドファンディング利用し社会の課題解決探る

 学校や地域、社会の課題と向き合い、解決するための手段の一つとして、インターネット上で資金を募ることができるクラウドファンディング(CF)を活用する動きが、小・中学生や高校生に広がっている。どのような課題意識を持って行動を起こしているのか。実際に活動する子どもたちに尋ねた。

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全国公立学校教頭会 オンラインで中央研修大会

 全国公立学校教頭会(平林隆行会長)は2月5日、第45回中央研修大会をオンラインで開催した。当日参加したのは同会役員や単位教頭会の代表者らで、現在はホームページで公開(今月末まで)し、約2万8千人の全会員が視聴できるようにしている。

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「非認知能力」に関する調査 「知っている」保護者2割

東大Cedepなどのオンラインシンポジウムから

 東京大学の発達保育実践政策学センター(Cedep)は現在、凸版印刷(株)と共同研究「幼児期の非認知能力の育ちを支える」プロジェクトを進めている。2月16日にはオンラインシンポジウムを開催し、プロジェクトの概要と静岡県袋井市での実証実験に加え、家庭や園における「非認知能力」についての意識や取り組みに関する調査の結果を紹介した。調査結果からは、「非認知能力」は大切と考える人が多いが言葉の理解にはばらつきがあること、資質・能力の中で「特に大切にしたい力」の上位を占めるのは「非認知能力」であることなどが明らかになった。

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地域と一丸、学力向上に力 郷土学習や環境教育も

 沖縄本島の南方にある八重山諸島の中央部に位置する小浜島。島唯一の学校で小中併置校の沖縄県竹富町立小浜小中学校(漢那ひとみ校長、児童・生徒56人)では学力向上に力を入れて取り組んでいる。地域と連携しながら子どもたちを育成。特色ある教育活動として海洋教育などにも取り組む。本年度はコロナ禍の中でも、学校と地域の協力により学びの充実につながったという。

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世界で「よりよい未来」を創造する人材育成

広島県立広島叡智学園中学校・高校 上

福嶋 一彦 校長

 世界のどこにいても、「よりよい未来」を創造できるリーダーを育成する―。このような目標を掲げ、平成31年4月、広島県大崎上島町で開校した広島県立広島叡智学園中学校・高校。生徒を全国募集する全寮制の併設型中高一貫教育校で、IB(国際バカロレア)の教育プログラムを取り入れた探究的な学びを推進している点が大きな特徴の一つだ。今回は同校のシステムの概要を福嶋一彦校長に寄稿してもらった。

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生徒が健康的な食生活の選択基準や生活習慣改善を研究

全国高等学校家庭クラブ連盟研究発表大会から

 全国高等学校家庭クラブ連盟が主催した本年度の全国研究発表大会での発表の中から、入賞した北海道札幌北高校の家庭クラブFHKの活動と三重県立亀山高校の生徒のホームプロジェクトの内容を紹介する(令和2年9月28日付で文部科学大臣賞を受賞した取り組みを既報)。

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子どもたちのネット上の人間関係など話題に 男性養護教諭の研修会が開催

 男性養護教諭でつくるネットワーク「男性養護教諭友の会」のオンライン研修会が2月21日にあった。学校での日々の仕事や役割について話すトークセッションなどが開かれ、大学生らも含めた70人以上が参加した。

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NPOと連携し心のケアの場を 福島県立ふたば未来学園の取り組み

 福島大学大学院人間発達文化研究科などは2月13日、「復興教育のこれまでと未来の教育」を主題としたシンポジウムをオンライン形式で開き、震災後の学校統合により開校した福島県立ふたば未来学園高校(福島・広野町)の取り組みに関する報告などがあった。NPOの「カタリバ」(東京・杉並区)と連携して、生徒が放課後を安心して過ごせる場を設け、学習と自立を支援してきたという。

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