No.6286号(2021年6月28日号)17面では「学校でも「天気痛」に注意」を掲載

06.28

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大学入学共通テスト 記述式、英語民間試験を断念 公平性確保難しく

検討会議

 文科省の大学入試のあり方に関する検討会議(座長=三島良直・東京工業大学前学長)は22日、提言案を議論し、大学入学共通テストでの記述式問題の出題と英語の民間試験の活用について、断念することを決めた。いずれも公平性や公正性の確保が困難だと判断した。各大学の個別試験で実施するよう国が促進することとした。

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ヤングケアラー支援へ 中高生に実態調査

奈良県教委

 奈良県教委は、ヤングケアラー支援につなげようと、中学生・高校生を対象とした実態調査を始めるとともに、電子メールでの相談窓口を設けた。実態調査では、ICT機器の所有状況や「生理の貧困」に関する問いを設け、中学生・高校生を取り巻く環境を広く把握する。どの生徒も一定の回答時間がかかるようにし、回答時にケアを担っている生徒であることが周囲に分からないよう工夫した。

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高校情報科、地域格差に不安

 来年度から高校の情報科でプログラミングが必修になるのを前に、各自治体が教員の育成を迫られている。普通教科「情報」が必修になって約20年。この間、臨時免許状や免許外教科担任などで対応し、自前での育成をしてこなかったことの課題が表面化した。関係者からは地域格差を懸念する声も上がる。

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子どもたちのため「全公教は一つ」に

長谷川 右 全国公立学校教頭会会長(千葉県船橋市立葛飾中学校教頭)

新会長に聞く 下

 全国公立学校教頭会の会長に就任した長谷川右・千葉県船橋市立葛飾中学校教頭に本年度の活動の概要や抱負などを聞いた。

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ドキュメンテーションで保育の質高める

中央法規出版がセミナー

 写真や動画を使った保育の記録手法であるドキュメンテーション。その作成や活用のコツ、作成時間削減のポイントなどを紹介する書籍「保育の質を高めるドキュメンテーション 園の物語りの探究」<秋田喜代美、松本理寿輝監修、東京大学大学院教育学研究科附属発達保育実践政策学センター、まちの保育園・こども園編著、中央法規出版、2420円(税込み)>の出版を記念したオンラインセミナーが5月20日に開かれた。

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コロナ下の教育活動集め冊子に

 本年度もコロナ禍の影響を受け、教育活動が制限されている学校も少なくない。新型コロナの対応に追われる中、学校現場ではオンラインなどを活用し、試行錯誤しながら工夫を凝らした実践が行われている。これまでの取り組みを集約し、今後の教育活動に役立ててもらいたいと考え、冊子(事例集)を作成・配布した自治体もある。福岡県春日市、埼玉県幸手市が作成した冊子について紹介する。

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各自が端末で記録を入力「1人1台」時代の体力テスト

東京学芸大学附属世田谷中学校

 1人1台端末の時代に合わせた新しい体力テストに注目が集まっている。使用するのは、デジタルで簡単に測定や集計、データの蓄積などができる「Alpha(アルファ)」というサービスだ。本年度から「Alpha」を導入した東京学芸大学附属世田谷中学校(福本みちよ校長、生徒419人)で6月上旬、中学1年生を対象に体育館で体力テストが行われた。保健体育科の菊地孝太郎教諭は、「経年変化を追い、生徒一人一人が自らに合った運動習慣の形成などにつなげられれば」と期待を寄せている。

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進路指導など掲載のハンドブックを発行 外国にルーツを持つ高校生への支援の動き 下

兵庫県在日外国人教育研究協議会

 前回に続き、外国にルーツを持つ高校生の現状や課題、支援方法などを紹介する。今回取り上げるのは、兵庫県内の教員らで構成する兵庫県在日外国人教育研究協議会が3月末に発行した、外国にルーツを持つ生徒への支援をまとめたハンドブック=写真=の内容。同協議会は、全ての学校で統一した指導を行うことを目指し、県内の高校などに配布した。

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有意義な情報を全国に発信 全国特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会

喜多 好一 新会長に聞く

 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本年度総会をオンラインで開催した全国特別支援学級・通級指導教室設置学校長協会(全特協)。新会長に就任した喜多好一・東京都江東区立豊洲北小学校統括校長に、就任の抱負や特別支援教育の現状と課題、全特協の果たす役割などについて話を聞いた。

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気圧・気温変化による「天気痛」学校でも理解と配慮を

佐藤 純 中部大学大学院生命健康科学研究科教授

 天気が悪くなると体の不調を感じる「天気痛」と呼ばれる言葉を聞くことが増えてきた。どのような症状なのか。日本で初めて天気痛外来を開設した医師の佐藤純さん(中部大学大学院生命健康科学研究科教授)に話を聞いた。

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