No.6370号(2023年5月1・8日号)2面では「生成系AI、小中高でどう使う」を掲載

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小・中教員、一日の在校等時間が減少も依然10時間超える 文科省調査

文科省調査

 文科省は4月28日、公立学校教員の勤務実態調査の速報値を公表した。昨年度、一般教諭の平日の「在校等時間」は前回調査の平成28年度よりも、小学校で30分、中学校で31分減少した。ただ、依然として一日の「在校等時間」は10時間を超えていた。また、平日の持ち帰り仕事の時間は小・中学校ともに10分程度増えていた。

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生成系AI 学校現場、どう付き合う

 インターネットの情報などを基に文章や画像を創る「生成系AI」の利用を巡る議論が、政府や経済界で活発になっている。教育での利用について大学では制限する動きを見せている。小・中学校や高校の現場ではどう付き合うべきなのか―。

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魅力ある学校づくりの取り組み 上

学校経営面のバックナンバーから

 今回と次回(5月22日付)は、過去20年程度の間に掲載した学校経営面などの記事の中から、魅力(特色)のある学校づくりや課題解決に役立ちそうな10の事例を紹介する。活動内容やシステムは全て取材当時のもの。

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「こどもまんなか社会」に向けて 園や保育者ができることは

マメ先生が伝える保育のエッセンス 特別編

大豆生田 啓友 玉川大学教授

 こども家庭庁が4月に発足した。この国の社会の形を子ども中心に変えていくことを目指して「こどもまんなか社会」を掲げている。そうした、子どもや若者が自分らしく成長できる社会づくりに向けて、幼稚園・保育所・認定こども園や保育者の果たす役割は大きい。今回は連載「マメ先生が伝える保育のエッセンス」の特別編として、大豆生田啓友・玉川大学教授に「『こどもまんなか社会』に向けて園や保育者ができること」をテーマに執筆してもらった。

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区内小・中学校全学級で「話合い」の授業を公開

東京・板橋区教委「学活の日」上

 東京都板橋区教委の新たなチャレンジに注目が集まっている。本年度1月20日を「いたばし学級活動の日」と定め、区内全小・中学校(小52校、中22校)の全学級で「話合い」の授業を公開する予定だ。その日に向け、各学校では特別活動の学級活動(1)に基づいた授業の充実に取り組み、主体的に考え実践する子どもたちの成長した姿を披露する。この取り組みを上・下で扱い、指導・助言を行う安部恭子・文科省視学官(小学校特別活動担当)のコメントと併せて紹介する。

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好きな先生と好きな話を 生徒が相談したい教員指名

毎週水曜に「ユニバーサルタイム」

東京・八王子市立上柚木中学校

 東京都八王子市立上柚木中学校(三田村裕校長、生徒262人)では、毎週水曜日、生徒が好きな教員と相談ができる「ユニバーサルタイム」という時間を設けている。昨年度からの取り組みだが、教員、生徒ともに好評のようだ。相談をきっかけに、課題を早期発見し、スクールカウンセラーにつなげた事例もあるという。

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損害保険の「教育必要」約9割 公民科と家庭科の教員が回答

日本損害保険協会調査

 一般社団法人日本損害保険協会(白川儀一会長、東京・千代田区)はこのほど、高校での損害保険教育などの金融経済教育について、実施状況などを調査した結果を公表した。損害保険に関する教育が「必要」「ある程度必要」と答えた教員は88・6%と9割弱いた。一方で、実際に「実施している」と回答した割合は32・8%と3分の1程度にとどまった。同協会が損害保険教育の充実に向けて作成した副教材「明るい未来へTRY!~リスクと備え~」の内容とともに紹介する。

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知的障害ある子 球技楽しむ ポンチョ着た先生を的に

東京都立田無特別支援学校の体育

 中~重度の知的障害がある児童・生徒にも球技をより楽しんでもらおうと、東京都立田無特別支援学校の鈴木敏成さん(指導教諭)は、生徒が投げたボールが当たるとくっつくポンチョを着て、くっついたボールの数を競う「ペガーボール」を保健体育の授業で実施している。鬼ごっこと玉入れを組み合わせたような競技で、運動能力がさまざまな生徒が一緒に活動できる。本年度も高等部1年生の授業で実施する予定だ。

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図書館 電子書籍・DB導入などデジタル化促進 文科省が読書活動の計画策定

 文科省は3月28日、令和5年度からの5年間の子どもの読書活動推進計画を発表した。基本方針の一つに、図書館のDX(デジタルトランスフォーメーション)を進めるなど、デジタル社会への対応を挙げた。具体的にはGIGAスクール構想の進展する学校で、タブレット端末の活用や電子書籍の貸し出し、図書館図書情報のデータベース化を進める。

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