No.6371号(2023年5月15日号)13面では「発達課題対応の学級づくり」を掲載

05.15

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文科省「マスク着用求めず」通知 「コロナ」の分類見直し受け

 新型コロナウイルス感染症の法的位置付け変更に関して文科省は4月28日、「学校教育活動では、マスクの着用を求めないことが基本」「学校給食の場面で『黙食』は必要ない」といった考え方を都道府県教委などに通知した。再び感染が広がった場合は、大声での会話を控えるなど、活動場面に応じた感染対策が必要だとしている。

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全中高でオンライン国際交流を 留学促進策を提言

教育未来創造会議

 政府の教育未来創造会議が4月27日、留学促進策をまとめた第2次提言を公表した。今後10年で留学生の派遣や受け入れを増やす他、中学・高校段階ではオンラインを利用した国際交流を全ての学校で実施することを掲げた。今後、具体的な工程表をまとめる。

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予算や施設・設備、教職員人事など調査結果を報告

東京都中学校長会が定期総会・研究発表会

 東京都中学校長会は4月20日、令和5年度定期総会・研究発表会を都内で開催した。昨年度は新型コロナの感染状況を踏まえ参加者を7割程度に絞っていたが、本年度は制限なしで行った。

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新しい保育園・認定こども園像描く 育ちのために「大切にすべきこと」再確認

全私保連リーフレットから 上

 「こども基本法ワーキンググループ」を設置して「子どもの育ちのために何を大事にすべきか」を改めて考え、議論してきた全国私立保育連盟(川下勝利会長)。子どもの育ちのために「大事にすべきこと」を再確認し、「忘れずにいてほしいこと」を伝えるツールとしてリーフレット「こどもまんなか社会の実現に向けてこどもの声に耳を傾けよう」をまとめた。「こども大綱」への期待を込めて新しい保育園・認定こども園像を描いたものであり、今回から2回にわたって内容を紹介する。

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「話合い」通じ主体的態度育む 地域社会へ関わる力に

東京・板橋区教委「学活の日」下

 東京都板橋区教委の新たなチャレンジに注目が集まっている。本年度1月20日を「いたばし学級活動の日」と定め、区内全小・中学校(小52校、中22校)の全学級で「話合い」の授業を公開する予定だ。今回は昨年度の実践や本年度の計画などを中心に取り上げ、指導・助言を行う安部恭子・文科省視学官(小学校特別活動担当)のコメントと併せて紹介する。

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校内の古紙から「オリジナル再生紙」特色ある教育活動展開

信州大学教育学部附属長野中学校

 学校にある古紙から新しく生まれ変わった「オリジナル再生紙」を使い、特色のある教育活動を展開している信州大学教育学部附属長野中学校(北澤嘉孝校長、生徒612人)。同校と信州大学・工学部が連携し、スタートさせた取り組みだ。昨年度、学習発表会で再生紙を用いた「モザイクアート」などを制作。「形に残るもの」をテーマに掲げ、本年度も生徒たちがアイデアを出しながら取り組みを進めている。

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1日の全授業をオンラインで 非常時に備えて訓練

都立校で本年度から年1回実施

東京都教委

 都立学校は年度内の任意の1日を「オンライン学習デー」に設定。その日は、全ての授業をオンライン形式で実施する。児童・生徒は自宅から参加し、教員は自宅や学校からオンライン形式の授業を配信する。
 新型コロナウイルス感染症に限らず、地震や台風などで学校に出勤・登校できない場合でも、円滑に授業を行えるようになるための訓練としての施策だという。
 都立桜修館中等教育学校(石崎規夫校長)の後期課程(高校相当)では2日に実施。5年生と6年生の「オンライン学習デー」の様子が公開された。教員は前期課程(中学校相当)の授業もあったため、学校から配信を行った。

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発達課題ある子いる前提で対応 小学校の学級づくりは

 新年度が始まって1カ月がたった。8日からは新型コロナウイルス対策の活動制限が緩和され、通常の教育活動も少しずつ再開される。発達課題のある子どもへの対応を含めた学級づくりを小学校現場の教員に聞いた。

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寄稿 心理的安全性の高い学級つくるには

山口 権治 第一学院高校顧問

 「心理的安全性」が学校教育の場でも注目を集めている。高校教員時代には、生徒間の人間関係づくりに工夫を凝らし、3月まで浜松市教育総合支援センター心理専門相談員を務めてきた山口権治さん(第一学院高校顧問)に、心理的安全性の高い学級づくりについて、自身の経験を交えて寄稿してもらった。

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奨学金を利用したら返済は「親と子で」最多、4割弱

高校生、学生らの保護者が回答

民間調査

 子どもが奨学金を利用した場合、返済は「親と子で」と考えている割合が高校生・大学生、浪人生の親の4割に近いことが大手金融会社による調査で分かった。子ども自身による返済や、親や親族による返済を考えている割合を上回った。ただ、回答者の性別によって異なる傾向が見られ、男性は「親」と答える割合が高かった。

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