No.6380号(2023年7月24日号)17面では「コミュニティ校で「美術展」」を掲載

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LGBTQ「適切に対応できる」5割強 小~高などの教員に調査

生まれ変わっても「教員になりたい」割合下がる

 小・中学校、高校、特別支援学校の教員の54・1%は、LGBTQ(性的少数者)に適切に対応できると考えていることがジブラルタ生命によるインターネット調査で分かった。LGBTQに関する研修が充実している学校の教員に限ると、77・1%が適切に対応できると考えていた。教職に関する意識も調べており、生まれ変わったら就きたい職業を尋ねたところ、2年続けて「教員」が首位だった。

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部活指導を労働時間と認定 40代中学教諭の過労死で 富山地裁

 富山県滑川市立中学校に勤務していた40代の男性教諭が平成28年、くも膜下出血を発症して死亡した原因には過重労働があり、学校が安全配慮義務を怠っていたとして、遺族らが1億円の損害賠償を求めた裁判で今月5日、富山地裁は市と県に対し、8300万円の賠償を命じた。判決では、教諭の勤務校では全員顧問制だったことなどから、部活動の指導を「業務」として認めた。

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「探究」踏まえ生徒が講演会企画 臓器移植の啓発へ

都立立川国際中等教育学校

 脳死に至った人からの臓器提供を可能とする臓器移植法の施行から25年が過ぎた中、東京都立立川国際中等教育学校(市村裕子校長)の生徒が臓器移植に関する啓発のための講演会を企画、先月7日に実現させた。昨年度の総合的な探究の時間で、SDGsが掲げた理念の下、臓器移植を待っている人を減らそうと考えた方策の一つ。生徒は企画書を作って学校内での説明・要望に回り、専門家や移植経験者が同校で講演するに至った。

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定時退勤への意識付け、市民ボランティア活用など発表

関東甲信越地区中学校長会 第75回研究協議会山梨大会

 関東甲信越地区中学校長会(会長=大芝静香・水戸市立第一中学校校長)は6月8、9の両日、第75回研究協議会山梨大会(大会実行委員長=上田真司・山梨県市川三郷町立市川中学校校長)を甲府市内で開催した。全体協議会で渡部一司・山梨県北杜市立須玉中学校校長が「学校における働き方改革の推進」をテーマに提案した他、9分科会で18の研究・実践報告が行われた。

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「科学する心」を育てるために 子どもが心を動かす瞬間を読み取る

「探究の深化」を明らかにする研究 上

奈良市立伏見こども園

 自ら遊びを創り出す子どもの育成を目指して環境を通して行う教育としての「遊び」を重視し、主体的・能動的に環境に関わって遊びを創り出す過程の中で豊かな感性や創造性を育んでいる奈良市立伏見こども園(和田江利子園長、園児169人)。昨年度は「『探究』を深めていく子どもの成長過程が、どのように『科学する心』を育てることにつながるか」をテーマに研究を進めた。昨年度のソニー幼児教育支援プログラムの最優秀園を受賞し、6月24日に実践発表会を開催した。2回にわたり、研究成果などを紹介する。

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外国語科のデジタル教科書 どう活用

曽根原 加果 東京・板橋区立上板橋第四小学校主任教諭

 個別学習の充実にもつながるICT活用。外国語教育でも、その有用性があるといわれている。1人1台端末の環境を生かし、昨年度から無償で配布されている学習者用デジタル教科書(外国語科)を効果的に活用したいところだ。区の教科等指導専門官(ICT教育)の一人でもある曽根原加果・東京都板橋区立上板橋第四小学校主任教諭の実践と併せ、デジタル教科書の活用事例について紹介する。

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教科横断の視点で情報活用能力を育成

東京学芸大学附属世田谷中学校

 東京学芸大学附属世田谷中学校(前原健二校長、生徒414人)では情報活用能力の育成に向けた研究を行っている。6月17日、令和5年度公開研究会を実施し、各教科の授業を公開した。各教科の取り組みの中に教科連携の視点を取り入れ、情報活用能力を育むための授業内容を検討した。

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ドローンを操縦、活用法学ぶ 工業高校の特別授業で

千葉県立市川工業高校

 千葉県立市川工業高校(相浦敦校長、生徒620人)の電気科2年生が、5月25日と6月1日に「プログラミング技術」の授業でドローンの活用法などを学んだ。講師はNTT東日本千葉西支店の社員で、ドローンを操縦して標的を追跡する技術や、設定したルート通りに飛行する技術などを体験した。

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新課程入試・学部編成 各大学の動向は

 令和6年度実施の各大学の入学者選抜が明らかになってきた。新科目になる大学入学共通テストをどのように利用するのか、新課程の個別入試への影響は―。来春入試と学部開設の動きとともに探った。

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進まぬ特別支援での中高連携 保護者の拒否感や多忙背景に

担当教員の意識調査

 中学校と高校の特別支援教育に関わる教員を対象にした調査で、中高が連携することは必要だと感じていながらも、十分に連携が取れていない実態が浮かんだ。業務の多忙や保護者が連携を拒んでいることなどが背景にあるという。必要な支援を生徒が受けられるように体制を見直す必要がある。

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小学校を会場に美術展 地域住民の優れた絵など身近に

学校運営協議会が主催

福島・西郷村

 福島県西郷村立熊倉小学校(山川晃司校長)で12日、村内の美術サークルなどによる作品を展示し、児童をはじめ住民が鑑賞できる「くまっこ美術展」が始まった。学校運営協議会が主催。今回は、児童が展示作品の選定に関わり、この日の開会行事に合わせて、学校運営協議会の委員と児童が意見交換する場面を設けた。児童にとっては、身近に美術に触れられるとともに、住民と交流する場となった。

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