No.6389号(2023年10月9日号)16面では「2割弱の小学校にスクールバス」を掲載

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教員研修で生成AI学ぶ 業務効率化・指導改善に期待

 生成AIの理解を深めるための教員研修を開く動きが活発になっている。授業での活用事例や情報モラルを学んでもらうのが目的だ。活用次第で教員業務の効率化や、より深い学習が可能になる。AIリテラシーを高め、指導改善につなげたい考えだ。

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授業時数の点検要請に現場は 中教審緊急提言

教員負担減るか 疑問の声

 中央教育審議会が8月下旬、教員の勤務環境整備に向けた緊急提言を出した。この中で各学校に授業時数が適切かどうかの点検や、学校行事の精選などを求めた。来年度の教育課程編成を前に教育委員会や学校でも対応を進めているが、時数削減が業務負担の軽減につながるのか、現場からは懐疑的な声も上がっている。

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給特法、義務標準法の改正を 大学教授ら教員の働き方改革で訴え

 教員の長時間労働の現状を変えるため、給特法と義務標準法の改正を―。教員の長時間労働の現状を変え、働き方改革を進めていくための方策を議論するシンポジウムが9月30日、都内で開かれた。識者らは給特法の抜本的な改正と人材配置の充実を訴えた。

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「エニアグラム」導入で成果 教員の対人能力が向上

専門家による研修3年目

奈良市立都南中学校

 教員のメンタルヘルスは最悪の状況だった―。奈良市立都南中学校(生徒441人)の浜辺秀雄校長は4年前の状況をこう振り返る。生徒指導や保護者対応に膨大な時間を費やしていたことが原因だ。そこで、コミュニケーションスキルを磨く「エニアグラム」を導入したところ、大きな成果が表れた。

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「Society1・0」の世界あふれる ワクワクする園庭を探究

大阪府豊中市3園の口頭発表から

第14回幼児教育実践学会 下

 「新しい時代を伸びやかに生きる―社会に開かれた質の高い幼児教育を―」をテーマに8月18、19の両日、東京都の大妻女子大学で開催された一般財団法人全日本私立幼稚園幼児教育研究機構(安家周一理事長)の第14回幼児教育実践学会。今回は、大阪府豊中市にある(学)庄内神社学園 幼保連携型認定こども園庄内こどもの杜幼稚園の岩崎巧教頭、(社福)あけぼの事業福祉会 豊中あけぼのこども園の三倉敏浩園長、あけぼのぽんぽここども園の藤田勲園長が行った、園庭に関する口頭発表の内容を紹介する。

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「確かな学力」の向上目指して端末で500~700字の振り返り

山口・防府市立華浦小学校

 山口県防府市立華浦小学校(川本尚貴校長、児童524人)では、ICTの活用や地域連携の取り組みなど、「確かな学力を身につける華浦っ子の育成」をテーマに研究を行っている。授業後に学んだことや感想を書く「振り返り」の活動を充実させた結果、読解力の向上が見られた。教科担任制の取り組みも進め、教科学習で学んだことを総合的な学習の時間につなげるために、あいさつ運動や清掃活動などの五つのプロジェクトを立ち上げ、全校で取り組んでいる。

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歩みを回顧、さらなる飛躍へメッセージ 全連小75周年 未来に向けて

 全国連合小学校長会は本年度、創立75周年を迎えた。これを記念し、歴代会長と事務局長から、これまでの歩みや果たしてきた役割を振り返ってもらうとともに、同会と教育の未来に向けてメッセージを寄せていただいた。
〔1面に植村洋司・現会長(第36代会長)インタビュー〕

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コロナ禍乗り越え一般向けに「ゲキ部」が自主公演

埼玉・久喜市立太東中学校

 中学校での演劇指導や脚本で知られる元中学校教員の斉藤俊雄さん。現在、埼玉県久喜市立太東中学校(中島敬校長、生徒428人)の「ゲキ部」で外部講師を務めている。コロナ禍を受け、数年にわたって一般公開での発表ができなかったが、今年8月、久喜総合文化会館小ホールで自主公演を行った。当日の様子を同市立久喜中学校の時代に同僚であった田畑栄一・特別記者にリポートしてもらった。

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「書道教育」に力 「書のまちづくり」の一環として

北海道松前高等学校

 北海道松前高校(濱名一博校長、生徒54人)の書道部の生徒が、今夏の全国高等学校総合文化祭(総文祭)の書道部門で最高賞の文部科学大臣賞を受賞した。同校は以前から、「書道教育」に力を入れており、全学年で2単位の必修科目にする他、2年生以上には三つの選択科目を設けている。総文祭に向けた生徒の作品作りの様子を中心に、書道が盛んな背景やこれまでの活動を紹介する。

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障害ある選手が指導 ボランティア「される側」から「する側」に

国立大附属学校PTA連合会大会で報告

 全国国立大学附属学校PTA連合会が9月29日から2日間にわたって開いた全国大会では、特別支援部会を設け、「インクルーシブスポーツ」に関して、宮城教育大学附属特別支援学校(仙台市)のPTA会長経験者らが、障害のある人が生涯にわたってスポーツに親しむ場の確保などについて話した。知的障害があるサッカー選手が指導者資格を得て、子どもたちの指導に当たっている事例を報告するなどした。

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