No.6422号(2024年7月1日号)14面では「誰もが使えるイヤーマフ」を掲載

07.01

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能登半島地震から6カ月 6校合同で教育再開

 1月1日に発生した能登半島地震から今日で半年の節目を迎える。最大震度7を記録し、多くの方々が避難生活を余儀なくされ、学校教育も大きな影響を受けた。今後、全国の学校園にはどのような心構えが求められるか。石川県内の3地区を訪ね6カ月間の経過を聞いた。

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能登地震から半年 石川の学校は

元避難所の体育館で運動会

児童が歓声、保護者は涙

 能登半島地震の発生から半年間、石川県内の学校はどのような様子だったのか。1面の輪島市に続き、七尾市と穴水町の状況を報告する。

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「10の姿」活用に課題も 幼児教育 教育課程で中間整理案

文科省有識者会議

 文科省の今後の幼児教育の教育課程、指導、評価等の在り方に関する有識者検討会は6月19日、第8回会合で報告書の中間整理案を示した。「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」(10の姿)について、幼保小接続期の教育に関する相互理解に役立っている一方、具体的にどのように活用してよいかが分からないなどの課題も生じているとした。

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関東甲信越地区中学校長会研究協議会 茨城大会から

 関東甲信越地区中学校長会(会長=榊原正策・千葉県白井市立大山口中学校校長)は6月13、14の両日、第76回研究協議会茨城大会(大会実行委員長=大芝静香・水戸市立第一中学校校長)を水戸市内で開催した。全体協議題は「新たな時代を切り拓き、よりよい社会を形成していく人間を育てる中学校教育」。全体協議会の他、9分科会で研究・実践報告が行われた。

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つながり大切に ありのままの姿受け止める

全国私立保育研究大会 栃木大会から

 公益社団法人全国私立保育連盟と栃木県私立保育園連盟は6月5、6、7の3日間、宇都宮市で第66回全国私立保育研究大会栃木大会を開催した。大会主題は「つながろう!みんなが輝く未来へ~だいじ だいじ ありのままで~」。保育の原点である「人が人を育てる、人と人が育ち合う」というつながりを大切にして自分たちができることを考えるとともに、子どもたちのありのままの姿を受け止めながらみんなが輝く未来の実現に向けて学び合った。

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6年生、木材でものづくり ゲストに漆工芸×林業のプロ

職人から学ぶ (上)

和光小学校(東京・世田谷区) 植林 恭明 教諭

 「職人から学ぶ」という授業が、東京都世田谷区にある和光小学校で6月上旬に行われた。対象は6年生。発案したのは、ものづくりを通して「もの」の見方を新たにする学校独自の「工作技術科」を担当する植林恭明教諭だ。子どもたちが取り組むのは、木の器作り。都内で採れた木材を使用し、「木工ろくろ」で形を整え、柿渋(塗料)の重ね塗りをして完成させる。「今の時代だからこそ五感を働かせた学びを大切にしたい」と語る植林教諭。この実践内容について上・下で紹介する。

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「ホタルの学習教室」を毎年開催 生態や学校周辺の環境を学ぶ

住民の協力で造ったビオトープを生かして

東京・青梅市立第七中学校

 東京都青梅市立第七中学校(田中明子校長、生徒38人)は豊かな森に囲まれ、周辺の川では初夏になるとホタルが飛ぶ。同校は毎年、環境教育の一環で「ホタルの学習教室」を行っている。生徒全員が参加し、校庭にある「ホタルの里」というビオトープ前で、地域に住む専門家から話を聞く。多種多様な生物がすみやすい環境を考えることをねらいとしている。

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高校で広まる教科横断・融合授業 社会課題、多角的に考える

 社会的課題の解決策を複眼的な観点から考えられる能力を育てようと、教科横断や文理融合といった取り組みが高校で広まっている。鍵になるのは教科の枠を超えた教員間の連携だ。

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専門高校校長会 総会・研究協議会から (上)

 各専門学科高校の校長会の総会・研究協議会が5月に実施された。会長のあいさつに続き、各会が示した活動計画や研究協議会の内容などを、上・下で紹介する。今回は農業・工業・水産の3団体。

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全ての児童のための「通級指導教室」 開かれた利用しやすい環境を工夫

長野・辰野町立辰野西小学校

 長野県辰野町立辰野西小学校に、誰にでも開かれたLD等通級指導教室がある。対象児童だけでなく、さまざまな児童が出入りするにぎやかな場所だ。担当教員の福島徹さんも定期的に通常学級に関わり、全1・2年生に読み・書きの予防的支援を実施。互いの教室に通い合う、新しい通級指導の在り方を実践する。

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子どもの貧困対策 改正法成立

 子どもの貧困対策の改正法が6月19日、参議院本会議で可決・成立した。改正法は親の妊娠・出産から子どもが大人になるまでの切れ目ない支援を基本理念に、民間団体への財政支援を充実させることなどを加えた。同日記者会見した子ども支援団体は、法律名に「貧困の解消」が明記されたことについて「対策を進めるだけでなく貧困をなくすと入ったことに大きな意義がある」などと評価した。

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