No.6426号(2024年8月5日号)13面では「侍ハードラーが語る「体育」」を掲載

08.05

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球がぴったり入る立方体 体積、正答4割切る

全国学力調査

 文科省は7月29日、令和6年度の全国学力・学習状況調査の結果を公表した。教科の平均正答率は小学校の国語が67・8%、算数が63・6%で、中学校の国語は58・4%、数学は53・0%だった。質問調査では、課題解決学習を積極的にしていて、発表場面で週3回以上ICTを活用している児童・生徒の方が、そうでない児童・生徒よりも教科の正答率が高かったという。

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「教えて考えさせる授業」が20年

提唱者の市川伸一さんに聞く

 「教えて考えさせる授業」を提唱し、各地の学校で実践を支えてきた教育心理学者で東京大学名誉教授の市川伸一さん。提唱から20年の節目となった今、帝京大学中学校・高校の校長を務め、生徒に講義を行う日もある。これまでの経緯、現在の思いなどについて聞いた。

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支援学級のモデルルーム開設 環境整備の参考に

広島市教委

 広島市教委は、初めて特別支援学級の担任になる教員が教室内の環境整備の参考にできるよう、教育センター内に特別支援学級のモデルルームを設置する。特別支援学級担任への支援を強化し、特別支援教育を担う教員の育成につなげる狙い。指導の悩みを相談しやすい環境も併せて整える。教育センターによると、モデルルームの設置は全国的にも例がない取り組みだという。

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校長時代を振り返って 大切なのは遊び心 「上機嫌」を日課に

渡邊 康雄 前愛知県瀬戸市立にじの丘小学校校長

(岐阜・麗澤瑞浪中学・高校校長補佐、愛知県立大学教職専門指導員)

 小中一貫校の校長時代、夏休み明けの始業式でビンゴ大会を行い「子どもが絶対に登校したくなる日」にする、「教職員のための文化祭」を開き一貫校の人間関係を深める―などユニークな活動をしてきた渡邊康雄さん。昨年度末で退職し、4月から岐阜県の麗澤瑞浪中学・高校校長補佐、愛知県立大学教職専門指導員として新しい人生を歩み始めている。校長時代の取り組みを振り返ってもらった。

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多様な経験・遊びが豊かな感性、創造性育む

東京・目黒区立みどりがおかこども園

 「元気でたくましい子」「心豊かな子」「考えて行動する子」を教育目標としている、東京都目黒区立みどりがおかこども園(高橋慶子園長、園児74人)。子どもたちが多様な経験・遊びからたくさんのことを学び、豊かな感性、創造性が育つ保育を進めている。身近な環境に主体的に関わり、遊びに熱中する中で、三つの資質・能力を伸ばしている。保育者は子どもが主体的に遊べる環境をつくり、遊びを創り出す力を身に付けるために指導を工夫している。

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年間通じ上・下級生がペア 学習、行事… 学校生活全般で

仙台市立東四郎丸小学校 (下)

 教職員が一丸となって「全職員で全児童を育てる」ことなどを通して、安心感のある「子どもが主役」の学校づくりを目指している、仙台市立東四郎丸小学校(伏見滋校長、児童253人)。学校生活全般に組み込んだ「異年齢交流活動」は、児童の自己有用感を高めることにつながっている。こうした取り組みは学校が児童にとって安心できる居場所となることなどにつながっており、児童・教員・保護者・地域の人みんなの幸福感を高めている。

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女子生徒の理工系への興味喚起 年間通じセミナー開催

 女子中学生に理工系分野の研究に興味を持ってもらおうと、お茶の水女子大学(東京・文京区)が年間を通じ、さまざまなセミナーを行っている。大学を身近に感じてもらえるよう工夫し、学生と話す機会や図書館の見学ツアーも設けた。今夏、中学生が楽しめるテーマとして「花」を取り上げ、クイズ形式のセミナーを無料で開催した。

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医療を志す生徒へ激励メッセージ 高大連携による講座実施

日本女子大学附属高校

 川崎市多摩区の日本女子大学附属高校(薄由美校長、生徒1025人)は7月上旬、全校生徒対象のヘルスリテラシー講座を行った。コロナ禍をきっかけに始めた、心身の健康を学ぶ特別授業として実施。同校と高大連携の協定を締結した順天堂大学(以下、順大)の教員を講師に招いた。

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吃音がある教員志望学生 特性伝え理解を広める 人前で話す経験通じ自信培う

 「吃音があっても教師になりたい」と願う若者たちが、全国で活動を広げている。有志で募った生徒役の参加者を対象に、自ら教員役となり模擬授業を実施。夢の実現に向け自信を育む。教員役の一人で吃音当事者の藤原実緒さん(大学4年生)は、「教師の側にも多様性が広まるとうれしい」と話す。

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「人物図鑑」発行 地域の魅力発信

栃木県立那須高校

 栃木県の最北端に位置し、観光産業が盛んな那須地区の那須町にある栃木県立那須高校(近藤雅仁校長)。1年生が総合的な探究の時間の一環として、この地域で働くさまざまな人たちから話を聞き、フリーペーパーとして「那須まち人物図鑑」を発行するようになってから4年目を迎えた。生徒数は減少傾向が続いてきたが、地区外から移り住む人も多い。学校存続に向けて地域への理解を深め、情報の発信に努めている。

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