No.6436号(2024年10月28日号)13面では「児童が「ヒバクシャ」と対話」を掲載

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教員採用試験の早期化 受験者増の効果は限定的

文科省分析

 受験者確保策として多くの教育委員会が取り組んでいる教員採用試験の1次試験の早期化について、効果は限定的だったことが文科省の分析で分かった。県外会場を設置して他自治体の日程と競合したことなどが影響した可能性があると指摘。今後も引き続き、中長期的に分析していく必要があるとしている。

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教員のレジリエンス形成に注目 若手育成、組織力向上に向けて

 学校で新規採用者の精神疾患や早期離職が課題となる中、教師のレジリエンス形成に注目が高まっている。貴重な若手をどう育て、組織力を高めるか。教員養成や学校現場で取り組みが始まっている。

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地域と「花と緑の村づくり」 クラウドファンディング活用

日本教育会 第49回全国研究大会静岡大会 (下)

 前回に続き、公益社団法人日本教育会が12日に開催した全国研究大会静岡大会での提言を交えた発表内容の一部を紹介する。

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地域における園の役割・使命とは

認定こども園七松幼稚園(兵庫・尼崎市)

 大阪市に隣接し、約45万7千人(令和6年3月31日現在)が住む兵庫県尼崎市。(学)七松学園 認定こども園七松幼稚園(亀山秀郎園長、園児331人)のある立花地域は人口が少しずつ減少しており、園周辺の子どもの数も減っている。こうした状況の中、七松幼稚園ではミドルリーダー保育者たちが中心となって「七松幼稚園が地域の役に立つにはどうすればよいか」を再検討し、地域とのつながりを深めるプロジェクトを進めている。

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企業の支援で「発電教室」 再エネやSDGs学ぶ

 北海道中標津町立丸山小学校(丹野聡校長、児童259人)で再生可能エネルギーやSDGsを学ぶ「発電教室」が9月中旬に行われた。対象は6年生。子どもたちはクイズや工作などを通じて環境問題を楽しく学習することができたという。

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すごろく作りで深める消費者教育

カード、悪質商法、保険と投資… 学習内容を活用

 インターネットなどのツールが普及し、好きな時に必要なものがすぐに買えるようになった。便利になる一方で、売買に関する問題は後を絶たない。こうした実態などを踏まえ、消費者教育に取り組んだのは京都市立西京極中学校の小野陽介教諭だ。特色は、1人1台端末で「消費者すごろく」を製作したこと。「賢い消費者」を目指し、授業で学んだ知識や気付きなどをマス作りに反映させた。学びが自らの成果物になったことで、どの生徒も楽しみながら集中力を発揮し、達成感につながったという。

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注目集める「探究」教材 興味・関心に基づく課題発見

日本科学未来館

 今注目を集めている教材がある。日本科学未来館(浅川智恵子館長)の作成した高校向け「探究学習プログラム」(奈須正裕、市川力監修)だ。総合的な探究の時間の導入で同館を活用し、生徒自身の興味・関心に沿った課題発見につなげることを目的に置く。高校だけではなく、中学校の総合的な学習の時間でも活用することができる。

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被爆者、都内小学校で体験談 被団協の関連団体が協力

「うじ虫湧いた頭、激痛」「少女の体にガラス破片」

 原爆の被害により69年前の10月25日、12歳で亡くなった佐々木禎子さんの命日を前に、爆心地から2~3キロメートルほどの距離で被爆した2人の男性が、都内の小学校で被爆体験などを5、6年生に語り掛けた。今年のノーベル平和賞に決まった日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の関連団体が協力。話を聞いた児童は次々と手を挙げて講師に質問した上、終了後も講師を取り囲み、校長室で懇談中の講師を訪ねるなどした。

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教員のキャリア形成 「高度専門職」として力量磨く環境を

山辺恵理子・早稲田大学講師に聞く

 学校が教師のなり手不足の課題を抱える中、人の確保や育成に向けて、文科省があの手この手の策を打っている。その中で教師個人の「働きがい」の視点が抜け落ちていないか―。教師教育が専門の山辺恵理子・早稲田大学講師に聞いた。

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