No.6444号(2025年1月6日号)10・11面では「「金融・経済」の学びとは」を掲載

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地元の魅力再発見、発信へ

 今後も続く人口の減少で2050年までの間に全体の4割の自治体が「消滅の可能性がある」とする分析がある。学校は地域社会と共に未来をどうつくっていくか。さまざまな事例から探りたい。(2面、12面に続く)

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年頭所感 阿部俊子文科相 誰一人取り残さない社会の実現に向けて

 新春を迎えるに当たり阿部俊子文科相が日本教育新聞社に寄せた年頭所感は次の通り。(文部科学副大臣など教育関係者からの年頭所感は13~18面に掲載します)

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首都圏でも人口流出 進路指導、就職シフトへ

 人口減が深刻なのは地方ばかりではない。東京西部、山梨県と接する西多摩地域でも都市部への若者の流出が起きている。(1面から続く)

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教育課程編成を柔軟に 指導要領改訂で

中教審へ諮問

 文科省は12月25日、中央教育審議会に学習指導要領の改訂と教員養成改革の検討を求めて諮問した。学習指導要領の改訂では、目標や内容を学校現場にとってより分かりやすい構造にする他、多様な背景の子どもに対応した柔軟な教育課程を編成できるようにすることを検討する。令和8年度中をめどに答申をまとめる。

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「総合行政」との関わり探る 日本教育行政学会の大会で公開シンポ

 日本教育行政学会(勝野正章会長)は、このほど兵庫教育大学と神戸大学で第59回大会(川上泰彦大会実行委員長)を開催した。このうち公開シンポジウム「『地方教育行政』の広がりをどう整理するか」の内容を紹介する。

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「つながりが育む学びの深まり」目指し 遊びや生活の中、自分なりの力を発揮

福井大学教育学部附属幼稚園 (上)

 「夢を持ち、未来を拓く子の育成」を教育目標に、広々とした園内環境の中で子どもたちがさまざまな遊びを展開している福井大学教育学部附属幼稚園(牧田秀昭園長、園児108人)。平成30年度から「つながりが育む学びの深まり」を研究主題としており、令和4年度からは「好きが広がり、世界をひらく」を副題として研究を進めてきた。内容をまとめた論文は、令和5年度のソニー幼児教育支援プログラムの最優秀園を受賞。昨年11月2日には、最優秀園実践発表会兼研究集会を開催した。2回にわたり、研究内容や具体的な保育などについて紹介する。

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達成力・安心力など クラスの状態、アプリで確認

愛知・日進市 学級力向上プロジェクト(上)

全小・中学校 子ども自ら端末使い

 授業改善に取り組む上で、その支えになる学級づくり(主に学級活動)の充実に力を入れる愛知県日進市。1人1台端末を活用し、児童・生徒がクラスの状態をセルフチェックできるアプリ「スマイルクラス」などを市内全小・中学校(小学校9校・中学校4校)に導入した。データはウェブ上で共有し、学級担任が一人で責任を負わず学校全体や市教委で支援・サポートができるようにした。子ども一人一人の安全感を高め、いじめ・不登校対策の一助につなげたい考えだ。この取り組みを上・下で紹介する。

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「単元内自由進度学習」取り入れ 深い学びの実現目指す

さいたま市立与野南中学校

 さいたま市立与野南中学校(正田真由美校長、生徒455人)は、「単元内自由進度学習」の手法を取り入れた「学びを深める時間(TDL)」を設定している。同校が秋に実施したアンケートで、多くの生徒から高評価を得る一方、不安を持つ生徒がいることも分かった。昨年11月に行った研究の中間発表で、数学科、国語科、技術・家庭科、保健体育科(特別支援学級)の授業を公開した。その中から国語科の取り組みを紹介する。

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自主活動で地元を盛り上げる 国際園芸博覧会見据え「フラワーロード」造成

神奈川県立横浜瀬谷高校

 県立高校の再編・統合で、令和5年に誕生した神奈川県立横浜瀬谷高校(小林幸宏校長、生徒941人)。本年度から、産官学民が連携して地域課題の解決に取り組むプロジェクトを開始した。2年後に近隣で開催する「国際園芸博覧会」も見据えた自主活動で地元を盛り上げている。先月の中間発表の模様を取材した。

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金融経済教育の充実へ 学校・家庭の役割に期待

金融経済教育推進機構×文科省×全附P連

新春鼎談

 18歳への成年年齢引き下げから今年4月で3年。自立して生活していくためには「お金」の知識は欠かせない。そのような中、政府は昨年4月、官民一体の新組織を発足させ、金融経済教育の推進に努めている。新年を迎えるに当たり、新組織の代表、文科省の主任視学官、PTA全国組織代表の3人に、金融・経済に関する教育の現状と今後などについて話し合ってもらった。

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教育の在り方、住民と熟議 高校の探究学習、まち挙げ支援

 文科省によると、少子化に伴い全国で毎年約450校の廃校ができている。学校がなくなれば、地域社会の高齢化が進み、コミュニティの衰退につながる。学校と地域はこれからの時代をいかに共存していくか―。

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誇れる地元の魅力発信 観光拠点訪れインタビュー

「人物図鑑」3月完成へ お薦めの土産、季節による客層は?

 栃木県立那須高校(近藤雅仁校長、生徒222人)の生徒が昨年12月11日、地域社会への理解を深めることなどを狙いに、「那須まち人物図鑑」の作成に向けて現場取材に出向いた。7月に学んだインタビューの心得を実践に生かした。本年度版の「図鑑」は3月に完成する予定だ。
 (本紙特別記者・渡邉康一=社会教育士)

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