No.6454号(2025年3月17日号)11面では「公立初の中高一貫校は今」を掲載

03.17

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来年度実施の教員採用試験 5月へ前倒し進まず

11日の標準日合わせる自治体少なく

 令和7年度実施の教員採用選考の1次試験について、文科省が標準日として示す「5月11日」か、それ以前に実施するのは、8自治体にとどまることが本紙の集計で分かった。7月ごろから6月への前倒しが本年度進んだものの、さらなる前倒しはあまり進まなかった。

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日本教育情報化振興会が「教育DX推進フォーラム」 AIの学習、義務付け

 一般社団法人日本教育情報化振興会(JAPET&CEC)は、2月27、28日、「教育DX推進フォーラム」を開催した。今回は、生成AIについて学ぶことを学生に義務付けている鳴門教育大学などが発表。同大学が学生向けに開発した学修用アプリを紹介しつつ、教員養成についての考えを述べた。

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解説 学級開き 集団として成長させる基盤

 卒業式が終わると、新年度を迎える。年度初めは進級と併せてクラス替えなどがあり、各学級担任は学級開きを実践することになる。陥りやすい課題はどのようなことが考えられるのか。学級開きの意義と併せ、その解決につながる実践の工夫や大切にしたいことなどについて、平野修・尚絅大学教授(元熊本市立小学校校長)に解説してもらった。

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「指導してはいけない」の呪縛解く

千代田区立麹町中―この1年 (中)

 前回に続き、千代田区立麹町中学校の現在の様子を紹介する。今回は主に本年度に改善を進めた内容をまとめる。

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学ぶ力高める「心が動く」教育へ 目指す姿や教育理念を共有

京都市幼保小架け橋シンポ (下)

 文科省の調査研究事業の実施自治体の一つとして令和4年度から3年間、「幼保小の架け橋プログラム」に関する取り組みを進めてきた京都市。2月14日に開催した「幼保小架け橋シンポジウム」では、分科会として研究ブロックに指定された御所南小学校、下京雅小学校、竹田小学校の3小学校区で公開授業・保育を実施した。今回は、下京雅小学校ブロックの取り組みと公開授業・保育の内容を紹介する。

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子ども主体で起業型の探究 学校周辺の社会、活性化

東京・新宿区立柏木小 (上)

 「教わる」存在から「学ぶ」存在へ。子ども主体の学びに転換を図ろうと、さまざまな取り組みにチャレンジしている東京都新宿区立柏木小学校(竹村郷校長、児童341人)。本年度から新たに始めたのが、子どもたちによって「ライブ」と名付けられた起業型探究プロジェクトだ。企業などとやりとりし、学校周辺の社会を活性化させることがねらい。「『学ぶ』をたのしむ教育活動の展開―子どもが本気になる学びのビジョン」を研究テーマとする同校の取り組みを上・下で紹介する。

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恵まれた自然の中で感動と感性の教育 オンラインで大学等と連携

宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校の取り組み (上)

 全国初の公立中高一貫教育校となった宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校(平和正校長、生徒209人)が昨年度、開校から30周年を迎えた。中学生は、中山間地域という特性を生かし、自然の中での体験を探究活動に生かす。令和5年度からの研究では、第3学年で新たに「学際探究基礎」を設けるなど教育を深化させている。最近の実践を2回に分けて報告する。

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課題を見つけプロジェクト学習展開 一方向・画一的な授業から脱却へ

京都市立開建高校 (上)

 さまざまな学校改革に取り組む京都市立開建高校(尾崎嘉彦校長、生徒713人)。探究学習に力を入れ、プロジェクト型の学びを繰り広げている。一方向・画一的な授業からの脱却に向け、学習空間「ラーニングポッド(L―pod)」を効果的に活用し、新たな指導の在り方を追究しているところも大きな特色の一つだ。同校の取り組みを上・下で紹介する。

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柔軟な働き方 学校現場でも導入じわり

 テレワークや時差出勤、フレックスタイム―。民間企業で柔軟な働き方が普及している中、学校現場にも導入しようという動きが広がっている。

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福島・南会津町「放課後教室」20年 郷土愛育み、過疎地域を元気に

 今年も豪雪に見舞われた福島県南会津町には、20年以上の歴史を持つ放課後子ども教室がある。この教室に通っていた子どもが成長し、今では子どもを連れてスタッフを務めるようになった。人口減少が続く過疎地域でも、地域を元気にしようと頑張っている取り組みは、地域学校協働活動の原点だと実感した。
 (本紙特別記者・渡邉康一=社会教育士)

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