国立附属小で初の学童保育
上越教育大に開設
新潟・上越市教委
新潟県上越市教委は本年度、上越教育大学附属小学校(越良子校長)に放課後児童クラブ(学童保育)を設置した。市教委によると、国立大学の附属小学校に放課後児童クラブが設置されるのは全国初という。利用できるのは上越市内から附属小学校に通学する児童で、約30人が登録している。
学校と共に考えたい課題
保護者はどう理解し向き合えば
山積する教育課題。保護者やPTA関係者に直接関わるものも多い。古くて新しい課題にどう向き合えばいいのか、新たに登場してくる課題をどう理解すればいいのか。学校と共に考えたい課題を探った。
全校でミュージカルや合奏
広島・安芸高田市立美土里小学校
広島県安芸高田市立美土里小学校(冨岡美保子校長、児童132人)は生涯学習センターや図書館などが併設され、グラウンドが全面芝生化されるなど学習環境に恵まれている。保護者や地域住民からの期待や信頼は厚く、教職員はそれに応えられるよう、子どものために力を尽くすことが「伝統」となっている。こうした環境の中、教育活動のさらなる充実・発展に向けて、冨岡校長が特に力を注ぐのは児童の表現力の育成と業務改善、小中連携などだ。
教諭が1日保育士を体験
成果交流し授業に生かす
東京・品川区立「第一日野グループ」
東京都品川区立第一日野小学校、第一日野すこやか園(第一日野幼稚園・西五反田第二保育園)、西五反田保育園で構成する「第一日野グループ」は、平成20年度から保幼小連携の研究に取り組んでいる。さまざまな実践から多くの成果を生み出してきたが、その中の一つが「小学校・幼稚園教諭の1日保育士体験」。現在では事後に交流会を開催し、教諭と保育士が感想や学んだことを発表。その内容を保育や授業に生かす取り組みを行っている。
思考と表現の一体化図る
「総合」でICTの特性生かす
大阪市立堀江小学校
「ICTを活用した思考力・判断力・表現力を育む授業の創造」をテーマに、大阪市立堀江小学校(中山大嘉俊校長、児童880人)では、本年度から総合的な学習の時間に焦点を当て、協働学習に重点を置いた取り組みを行っている。ICT機器の特性をうまく生かし、思考と表現の一体化を図りながら、子どもたちの協働する姿の具現化を目指している。
学校に宿泊して避難所運営体験
防災訓練で地域と連携
東京・大田区立南六郷中
各小・中学校に担当の町会を割り振り、各校を地域の防災拠点とする取り組みを推進する東京都大田区。区立南六郷中学校(菅原淳一校長、生徒664人)では、各町会の防災部と連携した防災訓練を一昨年から始めた。毎年、前年の課題解決を図って段階的に内容を発展させ、昨年から学校での避難所運営訓練を開始。今年は8月に、学校宿泊体験を実施した。
積極的に挑戦、高校生活充実を!
東京都立葛飾総合高校
東京都立葛飾総合高校(小山公央統括校長、生徒701人)で3日、1年生全員を対象に同校卒業生によるキャリア教育授業「キャリアコア1」が行われた。葛飾総合高校という場を生かして、もっといろいろなことにチャレンジし、3年間の高校生活をより充実したものにしてほしい―。卒業生からの熱いメッセージを直接受け取った生徒からは授業後、今後の抱負とともに「また一緒に授業をしたい」「先輩の話を聞けてとてもためになった」との感想が多く寄せられた。
いじめから子どもを守る 親にしかできないこと
チェックシートで早期発見を
学校への相談は複数で
齋藤卓也・岩手県雫石町立雫石小学校校長が寄稿
各地でいじめに起因する不幸な事案が絶えない。保護者の立場で、いじめ問題をどう察知し、いじめがあることを知ったときに、どう対処すればよいか。岩手県雫石町立雫石小学校の齋藤卓也校長に寄稿してもらった。